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4.72015
日本国内FX業者の追い証が危険な理由
こんにちは、チョイストレード事務局のに~先輩です!
皆さん、追い証(おいしょう)をご存じでしょうか?
よいしょ!じゃなくて、おいしょうです(笑)
追い証とは簡単に説明しますと、取引に必要な証拠金がオープンポジションの含み損によって維持できできなくなった場合に、FX会社から求められる追加の証拠金のことです。この場合、追加の証拠金をFX口座に入金することによってオープンポジションを維持することができますし、維持しないという選択肢もあります。
しかし、通常海外FX業者の場合は追い証の必要性が発生した場合は強制ロスカットとなるため、追加の証拠金が必要になる前にオープンポジションは強制的に決済されます。
例えばあるFX会社を例に挙げてみますと・・・強制ロスカットは証拠金維持率30%となっていますので、レバレッジ200倍で1ロット(10万通貨)のポジションを保有していた場合におおよそ50000円の証拠金が必要となるため、オープンポジションに含み損が発生して有効証拠金が15000円を割った瞬間に強制ロスカットとなります。つまり、理論上15000円は残ることになります。
ところが、相場の急激な変動により強制ロスカットが滑りさらに損失が膨らんでしまう場合があります。この際、損失が膨らむどころか口座残高がマイナスにまでなってしまう場合があります。
海外FX業者の場合このような状況になると、ゼロカットといいマイナス分は請求されないが一般的です。
ところが日本国内FX業者の場合、このゼロカットはありません。つまり、口座残高がマイナスになるときっちり請求されます。口座開設時の利用規約にはそのことがしっかり明記されており、日本国内FX業者は正当にマイナス分を請求する権利を有します。
つまり、リスクは口座残高と同額ではなく、それ以上と言うことです。
マイナス残高は顧客の債務となりますので、借金しているのと同じ状況です。当然返済義務があります。
2015年1月15日に発生したスイスフランショックでは世界中のFX口座で多くのマイナス残高が発生しました。私の聞いた話ですと、某海外FX業者では500万円の口座残高が滑りに滑って一気にマイナス1億円になってしまった口座もあるそうです。このケースでは当然そのFX業者の泣き寝入りとなりますが、これがもし国内FX業者であったなら、その顧客は1億円の債務を抱えることになっていたのです。
債務ですから、支払えなければ自己破産を検討することになると思いますが、FXで発生した損失の場合、裁判所からの免責を受けられず自己破産を完了できない可能性があります。
なぜなら、破産法252条1項各号の免責不許可事由に、投資による損失も記載されているからです。つまり裁判所の免責がもらえず、永遠と破産者のまま、債権者から支払いを要求される可能性があります。破産者から復権できないと、日本ではできないことが沢山あります。免責がもらえ自己破産が完了するのと、破産者のままでは天と地ほど違います。
どうでしょうか?日本国内FX業者の口座で取引する場合には、こういったとてつもなく危険なリスクが存在するのです。
こういった理由から、ぜひチョイストレードが提携している海外FX口座をおすすめします!
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